1万円以下!超薄型で写りが良い広角レンズ!七工匠 7Artisans18mm F6.3 Xマウント
今回はカメラのレンズの話になります。
超薄型のカメラレンズ。
カメラのボディキャップ感覚で使えるレンズという事で、面白そうだったのでGETしてみました。
それがこちら
七工匠(しちこうしょう)7Artisans
18mm F6.3 ボディキャップレンズになります。
ちなみにフジフイルムXマウント用ですね。
値段は8,190(2021.02)
外観・付属品
まず付属品は、専用のケースと収納ポーチがセットで付いています。
地味にこういうポーチ結構嬉しかったりするんだよね。
レンズの表面もこんな感じで、本体は金属製なので安っぽくは見えないかな。
ただ表面のこの時計のようなデザインは飾りなので、カメラのレンズっぽい装飾がされてます。
でもこのレンズにはピント調整機能がないので、カメラに装着して純粋にシャッターを押すだけのレンズです。
金属製なのもあってしっかりしているから少し雑に扱っても耐えてくれそうなのもいいね。
被写界深度も深く、パンフォーカスでのスナップ撮影に適している様です。
スペック
で、レンズのスペックはこちら。
レンズ構成 | (4群6枚) |
---|---|
最短撮影距離 | 約2m |
絞り | F6.3 固定 |
焦点距離 | 18mm |
質量 | 約50g |
この薄さにそんなにレンズが入っているとは!ちょっと驚きですね!
で重さが約50gということで、タマゴMサイズ1個分といった感じかな、かなり軽い。。
焦点距離は18mm ということで、フルサイズ換算で28mm相当のレンズになりますね。
レンズの画角的にはiphone12miniや、iPhone SE2に近い感じかな?
装着
カメラに付けるとこんな感じ、すっごい薄い!
ボディキャップと比べるとこんな感じ。
ぐらつく感じもないし、結構しっかりとした作りですね。
本当薄いw
作例
それでは近所の神社に試し撮りに行ってきたので写真を見てみたいと思います。
カメラはX-T4、フィルムシミュレーションのクラシッククロームで撮って出しです。
レンズを使ってみた感想
実際にこのレンズを使ってみた感想だけど、絞りを意識しなくて良いので、パシャパシャ撮影できて面白いです。
純粋に手ブレを気にしながらシャッターを押すだけって言う感じ。
でも、簡単に撮影ができる反面気になった点もいくつかあって、まず、光が入る場面は映り込みが激しく、撮影がしにくいなあと個人的に思ったかな。
最短撮影距離も約2mということで、この距離以内になるとピントも合わせにくいので慣れがいるなという印象でした。
場合によっては周辺減光も激しく感じたので、シャッタースピードも若干早めにしておかないと、シチュエーションによっては写真の隅が流れる時もありました。
まあでもこのレンズの味だと思って使ってみたので、こういうレンズだと割り切って使えば問題はないね。
まとめ
まずスゴい薄いのでレンズを付けている感覚がほぼ無いし軽い!
フジのこのカメラ(X-T4)や、小型のミラーレスカメラと合わせて使えば、気軽に持ち歩くことができると思います。
撮りたいシーンですばやく取り出せるのでシャッターチャンスを逃さないのがいいし、電車が来たときでもサッと撮影することが出来ました。
描写の方も最近のレンズのようなキリッとした写りではなく、いわゆるオールドレンズ的なソフトでどこか懐かしい写真が撮影できるレンズの仕様のようです。
オールドレンズが好きな人にもいいかもw
なので、きっちり絞りを使って撮影したい人には正直あまり合わないかなーと思います。
で最後に、フジのカメラで使って思ったんだけど、カメラの機能でグレインエフェクトやWBシフトを調整しながら撮影すればざらついた感じを演出できるし、更にフィルムライクな雰囲気で撮影できるから、これは面白いなと思いました。
スナップや、お散歩風景用として気楽に撮影したい時にぴったりなレンズだなといった印象でした。
ということで以上がこのレンズを使ってみたまとめになります。
癖もあるけど、使いこなせれば撮影の幅が広がる面白いレンズだと思います。
それでは。