【撮って出しで映画みたい】富士フイルム「クラシッククローム」が好きすぎる話|設定・カスタマイズ・作例
突然ですけど、僕が富士フイルムのカメラを使い続けている理由って、ぶっちゃけ「クラシッククローム」があるからなんですよね。
以前は他メーカーのカメラを使っていたんですけど、富士フイルムで撮った写真を初めて見たとき、「なんだこの色…」ってなったんです。編集なしでこの雰囲気が出るのか、と。いわゆる「エモい」ってやつです。
今では写真を撮るときも、記録を残したいときも、迷わず富士フイルムを手に取ります。他メーカーのカメラも素晴らしいですよ。でも、富士フイルムにしか出せない色がある。それを一番感じさせてくれるのが、クラシッククロームです。
そもそもフィルムシミュレーションって何?
知っている方は読み飛ばしてください。
フィルムシミュレーションとは、富士フイルムのカメラに搭載されている、フィルムを取り替えるような感覚で色再現を変えられる機能です。アプリや編集ソフトを使わず、カメラ内の設定一つで完結するのが大きな魅力。
代表的なものをざっくり紹介すると、こんな感じです。
| フィルムシミュレーション | 特徴 | 向いているシーン |
|---|---|---|
| PROVIA | 標準的でバランスが良い | 万能・迷ったらこれ |
| Velvia | 鮮やかでパキッとした発色 | 風景・花・植物 |
| ASTIA | 柔らかく優しい色味 | ポートレート・人物 |
| ACROS | 階調豊かなモノクロ | 渋い表現・アート |
| ETERNA | 落ち着いた動画向きの色味 | 映像・シネマ |
| クラシッククローム | 低彩度・硬めの階調 | スナップ・ストリート |
で、この中で僕が一番ハマっているのが、クラシッククロームです。
クラシッククロームの何がそんなに好きなのか
ひとことで言うと、「どこか懐かしくて、かっこいい」。
通常の PROVIA(スタンダード)で撮った写真と見比べると、色味がぐっと抑えられていて、一気に雰囲気が変わります。色あせたような、でもそれがちょうどいい。


富士フイルムの公式情報によると、クラシッククロームは特定のフィルムを再現したものではなく、グラフジャーナリズム全盛期の雑誌やドキュメンタリー写真集の「印刷されたイメージ」から画質を設計したそうです。だから他のフィルムシミュレーションとは明らかに毛色が違うんですよね。
単なる事実の記録じゃなくて、撮影者の思いやストーリーまで写し出すような設定。…って書くとちょっと大げさに聞こえるかもしれませんけど、実際にファインダーを覗いて「あ、この色好きだな」って思える瞬間があるんです。それだけでシャッター切るのが楽しくなる。

設定は難しくなくて、カメラのボタンからフィルムシミュレーションを選択するだけ。これだけで「ハマる」雰囲気が出せるのは、正直ずるいなと思います(笑)
もっと「映画っぽく」するカスタマイズ設定
クラシッククロームはそのまま使っても十分いい色なんですけど、さらに雰囲気を出したいときに僕がやっているカスタマイズを紹介します。
グレイン・エフェクト
あえてノイズ(粒子感)を加えるエフェクトです。これをオンにすると、よりフィルムライクな、昔っぽい質感になります。
デジタルカメラの写真ってどうしてもツルッとしがちなんですけど、グレインを入れるだけで空気感が変わるんですよね。
ホワイトバランスの調整
ここが地味に楽しいポイントです。
青みを強くすると、よりフィルムライクで透明感のある雰囲気に。映画のワンシーンみたいな色味になります。
緑を強めにすると、昭和っぽいというか、ノスタルジックな空気感が出てきます。古い写真集を開いたような独特の世界観。


この辺の設定は正解がないので、自分で触りながら「あ、この色好き」っていう組み合わせを見つけていくのが楽しいんです。
動画にも使えるのがすごい
フィルムシミュレーションの素晴らしいところは、写真だけでなく動画にもそのまま適用できること。
VLOGを撮るときにクラシッククロームを選んでおくだけで、編集なしでも雰囲気のある映像になります。僕は基本的に「撮って出し」派なので、その場で設定を変えて、後から編集しないスタイル。クラシッククロームはそういう使い方との相性が抜群です。
おすすめレンズとの組み合わせ
クラシッククロームの色味を活かすなら、レンズ選びも大事です。僕が使い分けているのはこの2本。
写真:XF35mmF1.4 R
情景がバチッと決まった時の描写が本当に素晴らしくて、カメラ好きの間で「神レンズ」と呼ばれているのも納得の一本です。クラシッククロームの渋い色味と、このレンズの柔らかいボケの組み合わせは本当に好きで、ファインダーを覗くたびに「あ〜これこれ」ってなります。

動画:XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS
動画撮影ではこちら。リニアモーター搭載でAF音が入らないので、クラシッククロームの雰囲気を壊さず映像に集中できます。ズームの利便性も高くて、VLOG用にはもう手放せないレンズです。
作例ギャラリー




まとめ
クラシッククロームは、一度使うとハマります。
僕がそうでした。最初は「なんか地味な色だな」くらいに思っていたんですけど、撮った写真を見返すと「あれ、なんかいいな…」ってなる。で、気づいたら毎回クラシッククロームを選んでいる。そんなフィルムシミュレーションです。
編集ソフトを使わなくても、カメラの設定だけでこの雰囲気が出せるのが富士フイルムの本当にすごいところだと思います。
これからカメラを選ぶ方、色味にこだわりたい方は、ぜひ一度体験してみてください。きっと「あ、この色好き」っていう瞬間があるはずです。
一緒にカメラ楽しみましょう!
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