2021.01.02

fujifilmのXF60mmF2.4 R Macroはポートレートや中望遠におすすめ!リーズナブルな軽量レンズ

レンズってすぐに欲しくなりますよね。。

ということで今回は富士フィルムのXマウントのレンズの話をしたいと思います。

Xマウントのレンズは数本持ってますが、その中でもお気に入りのコレ!

XF60mmF2.4 R Macroを紹介します。

 

マクロレンズとは

マクロレンズとはなんぞやと思いますが、一般的にはマクロレンズは、被写体を1/2倍から等倍で写すことができるレンズのことを言って、主に花や昆虫などを大きく撮影する際に使われます。

マクロレンズで撮影した写真は、どこか幻想的でアートな雰囲気がでるのが特徴です。

XF60mmF2.4 R Macro について

発売から時間が経っていてるレンズなんですが、個人的にスゴい気に入って使っているレンズで、マクロ撮影だけでなく、中望遠レンズとしても使えるので1本あると面白いです!

ちなみに、マクロレンズって使うまでマクロ撮影しかできないのかと思ってたんだけどw普通に撮影できますw

富士フイルムのマクロレンズは2本だけラインナップにあってこれがの1本になります。あと他メーカーのからも数本出てます。

スペック・サイズ

焦点距離 60mm
開放絞り F2.4
最小絞り F22
絞り形式 9枚(円形絞り)
最大撮影倍率 0.5 倍
外形寸法 64.1mm × 63.6mm
質量 215 g
フィルターサイズ 39mm
手振れ補正 なし
防塵防滴 なし

 

フルサイズ換算で約91mmの画角で撮影できるレンズになります。

フィルター径も39 mmとレンズ部分も小さくて可愛い感じ。

重さを例えれば、サイズによるけど、オレンジ1個分くらいかな?

外観

そして外観。安っぽくなくこういう金属タイプです。

絞りリングにマクロの表記があります。

最短撮影距離での撮影時には伸びます。

そして、付属のフードがこれ、クラシカルな感じですね。メタルフードが思いのほかカッコいい。

取り付けるとこうなります。

普段はフードはひっくり返して装着できるので、使わないときはコンパクトに持ち運べます。

購入した理由

僕がマクロレンズを使う目的としては、花やテーブルフォトとちょっとした物撮りポートレートも軽く撮影します。

ただこの、XF60は最大撮影倍率0.5倍のということでハーフマクロレンズといわれています。

同じマウントのもう一つのマクロレンズXF80mmF2.8は最大撮影倍率1倍、しかも手ブレ補正機能がついているのでお高くなります!あとデカイw

といった感じでこのXF60はガッツリとしたマクロレンズではなくハーフマクロレンズになります。

ざっくり言えば、接写もしたいけど、中望遠も使いたい!あと、重量も軽く値段もリーズナブル!

という事で、このレンズを購入しました。

 

近い焦点距離のレンズ比較

焦点距離のレンズ比較でよく見ますがXF60のレンズと焦点距離の近い、XF56mm F1.2というレンズがあってよく比較されています。

でも両者全く性格の違うレンズなので、比較する対象ではないと思っています。

マクロに興味がなくて、人やポートレート撮影でボケ重視だけ、という人はXF56mm一択で。

逆に、接写もできて軽くポートレートも撮影したいという人にはこのレンズがぴったりだと思います。

 

実際の作例

撮って出しの写真ですが、実際に撮影した写真をいくつかみてみたいと思います。

 

良い点・気になる点

それでは実際に今まで使ってみて感じた、特徴、気になる点をいくつかご紹介したいと思います。

良い点は3つ

良い点1 マクロ・中望遠として使える

接写の時は出来るだけ寄って背景ボケを活かせるし、物撮りや軽くポートレートも撮影できる中望遠の単焦点として使えます。

写真のボケはクリアで透き通る感じで、マクロレンズならではの写りをしてくれます。

良い点2 小型・軽量

買った理由でも言ったけど1番のポイントは重量。

215gと軽量なので、使う用事がなくてもカバンに忍ばせておくといざという時に便利です。収納時もフードを逆につければコンパクトに持ち運べます。要は軽いって正義ってやつですw

X-S10シリーズなんかと組み合わせてもコンパクトで面白いかも。

良い点3 値段が安い

2012年発売のレンズなんですけど、それを思わせないような画質もスゴい、販売から時間が経っているので値段もリーズナブルになっています。

新品だと62000円前後、中古4万円 前後といった感じで中古で買うのもアリです。

Xマウントもう一つのマクロレンズXF80は10万円近くします、、、

 

気になる点は3つ

気になる点1 AFスピードがイマイチ

色んな所でも言われている意見ですが、マクロ域のAFが思ったよりも合わない時があって、そういう場合はオートフォーカスが体感遅いです。

接写時のフォーカスは迷いが多くて、合焦までに時間が掛かる事もあります。でもピントを合わせてから体を動せば、この点に関しては気にならないと思います。

気になる点2 レンズの駆動音

動画撮影の時、ピントを合わせる時にレンズからジコジコ音がしますwレンズ音が動画のマイクに音が入るので、声や音を収録するのは向いてないと思います。

ワイヤレスや、ピンマイクなら大丈夫かな、、?

気になる点3 フードが取り付けにくい

これ多分個人的にだけだと思うんですが、フードの収納時逆にしまえるのは良いんだけど。

なかなかカチッとは混てくれないのでいらっとするときがありますw

以上が、使って感じたこのレンズの特徴、気になる点になります。

 

使って感じた感想・まとめ

まず、Xマウントレンズでは目立ちはしませんが、いい意味で非常に癖のあるレンズで使ってみると面白いです。条件が揃ったときの写真のキレは凄いし、レンズの音を気にしなければマクロモード以外で、動画でも使えると思います。

あと、ハーフマクロで寄って撮影ができるので、花や虫、、料理、プラモデルや、フィギュアの撮影には最適だと思います。

マクロ撮影だけでなく、中望遠の単焦点レンズとしても使えるので、風景や人物など、ポートレートの撮影も軽くできるので使っていて面白いです。

ハマる人がいれば多分気にいると思います!レンズも小型で軽量だし、お散歩レンズとしても活躍してくれます。

ただ1点これだけ、オートフォーカスで迷うときが多少あるので、動き物の撮影にはあまり向いていないかなと、そこだけがネックかなと思います。

富士フィルムのマクロレンズとしてはXF80が正統派だと思いますが、値段が結構するので、僕みたいにマクロレンズがどんな物かこのレンズで試してみるのも良いと思いました。

以上が、使った感想になります。

 

最後に

定番のXF35MM XF23MM の単焦点に飽きたら、こういったレンズで撮影の幅を広げて、遊んでみてもいいかなと思います。

実際に使ってみて、中望遠の面白さがわかったんです、しかも、僕は広角域の撮影がが苦手なんだとw

こういう新しい発見があるので面白いです。

富士フイルムユーザーであれば、一本は持ってて損はないレンズだと思います。

ということで以上が個人的な感想とまとめです。

今回、富士フィルムのレンズや、マクロレンズなど検討している人に参考になればと思います。

それでは。

 

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